おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夏日

覚えておこうね

蒸す夕に

また沈まない日に

 

どこまでも続くんじゃないかって

思いこむもやむなき

西町の夏日

 

そうよもう半月もせんうちに

あっという間に暮れるようになるから

 

覚えておこうね

蒸す夕に

汗したたらせて帰る道

 

生まれ育ちの

ほんの違いで

暮れ時も変わってくるものよ

 

覚えておくね

この夏日