おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

宵闇ピアニッシモ

苛立つ人の隣にいると苦しい

そればかりだったから

つい最近知ったのだけど

あたたかい人の隣は

ほっとするんやね

 

早い人は生まれながらに

知っていることだろうけれど

20才を過ぎて新しく

蓄える安心もあるんやね

 

弾きそびれたピアニッシモ

あるかないかの境目

分かる人には分かるかも

それでもバレない程度に

聞こえた振りをしたり

してもらったり

 

舌打ちより

よっぽどいいわ

醜いと思いこんでいる

あなたはほら美しい

 

溶けてゆきなよ宵闇

だいじょぶ

これからも浸れる

ピアニッシモ