おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

さよなら お月さま

さよなら さよなら お月さま

機嫌よく生きてゆけるなら

供えに見上げに弾みましょ

まんまる ぼやり照らすお月さま

 

今朝はね

飛び起きて時計勘違い

また眠るのも気後れ

間違い探しに暮れたなら

ようこそ 僕らのお月さま

 

まるで受け入れるような顔してるけど

そうそう小さな唯の人間です

 

さよなら言うまで待っててね

上手く言えたこともないからさ

供えに手を付けて叩かれる

そこまでお決まりの宵でした

 

さよなら さよなら

もう大きな ぼんやり光の届く先

どこまでも追われる気がしても

ただただこちらが其処彼処

動き回っているだけで

 

静かに居続けるお月さま

さよなら さよなら お月さま