おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

愛の贅沢

悲観しかできない哀れな女

浴びるように愛があれば

また違う日が待っているでしょう

ねぇ少しくらい甘かして

 

コーヒーは苦手だけど

そう思いこんでいただけかもね

大体が好きも嫌いも

自分の頭で決めたから

 

完璧を捨てましょうという

街中の煌びやかにやられてるのよ

あぁこれくらいでいいかしら、が

どれくらい難しいことだとか

 

浴びるように愛があれば

はかることできるかしら

注ぎ続けられる愛があれば

そもそも考えずに済むかしら

 

やっぱりコーヒーは苦手

甘ったるいココアを頂戴

 

身窄らしく蹲る女

無償に抱かれる愛があれば

何か変わるとかそれ以前に

そんな得体の知れない物求めるくらいには

 

おかしくなってしまったのね

街が狂っているなんて

他人のせいにはできないわ

愛の贅沢を止めなくちゃ

 

幸せにも

不幸せにすらなれない