おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

祈る者たち

生命に貴賤無しとは

綺麗に言ってくれたもので

その実際

表出のないだけで

人の数だけ別はあり

苦しみもする

 

在る理念が世に生まれ

そして出ていくまでに

50年

それが本当の意味で

広がり根づくまでに

50年

 

人間の一生を100年として

自分が生きているうちには

完全には受け入れられないことを

唱え続けて死ぬんだな

 

巡った魂がいつか着く世が

子を成すならその子が孫が

はたまた何の関わりもない他人が

生きるに苦するsoulmateが

 

報われますように

報われますように

 

これだから人の一生は

ポーズこそとらなくても

祈り続けるものなのだろう