生命に貴賤無しとは
綺麗に言ってくれたもので
その実際
表出のないだけで
人の数だけ別はあり
苦しみもする
在る理念が世に生まれ
そして出ていくまでに
50年
それが本当の意味で
広がり根づくまでに
50年
人間の一生を100年として
自分が生きているうちには
完全には受け入れられないことを
唱え続けて死ぬんだな
巡った魂がいつか着く世が
子を成すならその子が孫が
はたまた何の関わりもない他人が
生きるに苦するsoulmateが
報われますように
報われますように
これだから人の一生は
ポーズこそとらなくても
祈り続けるものなのだろう