おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

7.12の花火

軽くシャワーを浴びた後

眠り落ちるルーティー

そうね水に帰すことを

忘れていたかな

 

揃いの浴衣を掛けたまま

日を数えるだけの夏に

泣くことないのよ

あの花火

見られていたのが特異な日々

 

人より少し考えて

眠り落ちるを繰り返し

いやはや夢か現かと

こんがらがりもするもので

 

青い浴衣は似合い色

隣の赤は身に余り

それでも見たいの

あの花火

遠ざかるほどに恋しいね

 

人より多く眠る分

夢に見るのもいいかもね