おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

街に溶けなくても

こんなに歪んだままじゃ

あなたのそばにいられないな

いつもより随分早く

昼日中 帰ったせいで

電車はすいてて

眠いのかつらいのか

もしかしたら生きていて

少し楽しいかもしれないなんて

 

幻を見るほどに

 

手を振った人は嘘だったか

響いた声はまやかしだったか

疑いたくもなるからさ

あなたのそばに行かなきゃな

 

変な時間に眠りについて

また目覚めても今日はいつ

あなたの暮らしを思うにつけて

遠ざかるのは仕方ないな

人は嫌いで

絡みたいのか避けたいのか

もしかしなくても生きていて

少し前を向いてみようなんて

 

似合わずに描くほど

 

去った後ろ姿は本当だったか

呼んだ名前はあっていたのか

疑いたくもなるからさ

あなたのそばに行かなきゃな

 

街が嫌いとか

言ってる場合じゃないな

 

あなたのそばで生きなきゃな