こんなに歪んだままじゃ
あなたのそばにいられないな
いつもより随分早く
昼日中 帰ったせいで
電車はすいてて
眠いのかつらいのか
もしかしたら生きていて
少し楽しいかもしれないなんて
幻を見るほどに
手を振った人は嘘だったか
響いた声はまやかしだったか
疑いたくもなるからさ
あなたのそばに行かなきゃな
変な時間に眠りについて
また目覚めても今日はいつ
あなたの暮らしを思うにつけて
遠ざかるのは仕方ないな
人は嫌いで
絡みたいのか避けたいのか
もしかしなくても生きていて
少し前を向いてみようなんて
似合わずに描くほど
去った後ろ姿は本当だったか
呼んだ名前はあっていたのか
疑いたくもなるからさ
あなたのそばに行かなきゃな
街が嫌いとか
言ってる場合じゃないな
あなたのそばで生きなきゃな