昼も夜もないわ
貴方思うことを
そんなに綺麗なラブソングに
仕立て上げたのは誰
おかげ様で苦しくもなったのよ
長ったらしく
リズムを詰めて
歌わないといけなくなったのは
やたら忠実な祈りしか
受けつけられなくなったのは
こんな嘆きさえも
受けとけようというのかしら
呑気なものね
天って何故に
読み間違った歴史の本に
あらゆる曰くが書いてある
そんなに厳か記しの奥に
知らない癖に讃えたのは誰
おかげ様で偉そうにもできるのに
黙っているのも
大変なのよ
わかるふりもさながら
わからないふりだって
慣れた手つきで嘘を突く
目が怖いって思わないように
姿見せないつもりかしら
見透かされても
平気なのにね
天って何故に