2019-07-27 いばら野分も 音楽 歌詞 ふうか 野分の呼ぶまま ふらりと仰ぐか もう巫女も果てたあと 静か祠に手を合わせ 乱れた帯の思ひ出を かじの強きに描いても 散る葉と 荒狂う木々の 調も成さぬ 情けなき夕 野分のにおいにも つられた凪にも まだ神子の知らぬこと 幾つか唱え手を合わせ 濡れた足もと 思ひ出すにも かじの強きがじゃまをして 立つ波 逃げ惑う貝の 静かな時分 思ひ出すだに かじの強きに描いても 調とどかぬ 情けなき夕