おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

駅で待ってた僕だって

嗄れた声が好きだったの

どれだけ叫んできたのかも

わかるよ

わかるよ

僕だっておんなじだったし

 

バスは苦手

車もちょっとね

人に合わせるくらいならできるけど

 

待ってて楽しいものなんて

あってないよな田舎の駅で

来るか来ないかわからないよな

小さな電車のことくらい

 

なんで声が嗄れたんだっけ

好き放題に歌ってたから

わかって

わかって

僕だって思いがあるんだって

 

自転車とか

歩くのなら

自然に息が吸える景色

 

去ってって悲しくないものなんて

この世のだいたい全部でしょ

いるかいないかわからないよな

小さな体のむなしさも

 

あってないよな田舎の駅で

破り取ったページ握りしめてさ

何度も歌ったもんだから

10年経っても離れないよ

 

嗄れた声が好きだったの

今でも叫びつづけてる

追いつけるかはわからないけど

僕だって思いがあるんだって