おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

花火の色付け

花火のどこかで散る音が

空気だけ夏に持っていった

思い出のひとつも作れなければ

季節など

耐えて見送るだけ

 

手を引く者のある子は

親であれ

他人であれ

何かしらを受け取るだろう

どうか幸あれ

 

minor から抜け出せない身

ブツクサ帰り道も寝床も

頭の中を埋め尽くした code

このまま生きてくしか

 

憶えのあるような無いような

甘いにおいに夏が染みた

心のひとつも明かさなければ

今世など

明けぬままいるだけ

 

手を引く者のある人は

子であれ

他人であれ

何かしらを授けるだろう

どうか安らかに

 

minor に支配された身

調べ綴ろうにも暗く落ちて

開けないまま辿る code

 

もっと明るい曲を聴けと

言っていた人がいたけれど

それは、そういう住処の人達が

することでしょう

 

花火のどこかで散る音が

どちらにでも色付けできるけど

こちら minor に支配された身

開けないまま辿る code