おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

春のことば

きょうはいつもより少し長く

電車を待ってる気がするわ

線路向こうの看板の色

覚えてしまうくらいには

 

春の風に問う

本当は好きで好きでたまらないのに

いつから捻た思いが先に立つようになったのだろう

 

そうしなければ生きてこられなかった

狭いハコならなおのこと

 

だから大丈夫よ

未来は明るいって

ありふれた台詞を今

本気で唱えてみる

 

詰めこまれ押しだされるような

人の群れの一部になって

嫌な気はしないよ

もししてても大したことじゃないよ

 

春の風を見る

窓越しでも好きで好きでたまらないんだなぁ

いつかは息吹、あなたに向かい手紙でも認めたい気分

 

そうすればもう生きていけると

簡単な1つは見つからずとも

 

だって大丈夫よ

未来は見えないって

しゃがみこんでたのに今

ここに立ってるでしょう

 

電車1本逃すのも悪くないね

格好つけたこと言ってみる

 

春の風を呼ぶ

本当は好きで好きでたまらないんだよ

人恋しさなど比べものにならないくらい

You raise me up をあなたに言いたい

 

もうね大丈夫よ

未来を生きるって

ありふれた台詞を今

 

大丈夫よ

未来に立ってるって

こんな気分なのね

 

棘を受けても

錘持っても

春の風にいる

 

大丈夫よ

生きていられそうだね