おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

雨後のホーム

滝のように打ちつけた雨が

止んで長閑を呼んだ夜

当たり障りない戯言を積んだツケが来たのかな

 

少し思い話すだけでも

間違ってるって

嫌われるって

怖くてたまらない

泣くの堪えるで精一杯

 

突き離して

どう思われたって構わない

一度言い聞かせても

まだ降り続いてるみたい

三つ子の魂の恐ろしい

 

空傘、手持ち無沙汰

余計なことばかり巡る3番ホーム

 

 

昼間耐え凌いだ屋根が

徐々に冷やされて来る夜

さして感じないあっけらかんとした人が

羨ましくもなり

 

思い致しは古に依る

未来描くも

今も生きるも

むずかしいことだから

 

優しい人は病んでゆく

生き抜くために強くなること

本当に必要だろうか

また降り続いてくるみたい

世の伝えにも書いてない

 

星待ち、問えば数多

余計なことほど離れない3番ホーム

 

ずるくなれば

生きてゆける

ずるくなければ

生きてもゆけない

 

飛び込むことだけはしない

だけど思案は尽きない3番ホーム