冷たい雪に染められた砂の上立つ朝は
未来でも懐かしさでもないものがよぎる
運命は決まっているのだろう
それをなぞっているのだろう
どこからか降ってわいたような声が
だけどまだ抗う心が もう全て諦める心が そう
海風に吹かれて迷える
指先まで震えてるこんな弱い身体で
まだ見えぬ向こう岸へ心進めるため
運命は決まっているのだろう
ひとり辿ってゆくのだろう
そう思えば安らかでいられるよ
だけどまだ迷える心がもう 全て自分で決めるんだと 足掻くから
どんなに怖くても
幼き日の僕と 冬空に誓う
運命は決まっているのだろう
それを振り払い歩き出そう
ふるさとはそのためにあるのだろう
今ならそう自分で言えるだろう
気高き精神(こころ)がもうずっと待ちわびる
運命(さだめ)の上に立ち
運命を振り払い歩き出そう
強く望んだ僕の道を