おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

苦から何年

思い出すだに

日和かぞえる

癖のついたこと思うばかり

 

溶けることあっても

消えはしない

記憶にやられる前

こちらから攻める

 

人の防衛本能と

覚えてしまう異能が

この小さな体の中で

戦って戦って

 

何年

 

あぁ嫌でも思い起こされる

傷と呼ぶには深すぎる

抱いて歩くと歌は言う

そんな器用はなれないわ

 

思い出すだに

人生は日和は

易しくないことだけ教える