そっと指先に触れた
あなたは言葉少ない
怖くなんてないよ
どんなふうに伝えよう
窓の外 稲光の
差し込む陽ならまだしも
やらかくは生きられない
気質あらわしてるような
もうね
連れていってよ
一息に切り裂くような
心積もりでいいから
そっとなぞるだけの手が
余計にいとおしくなるのは
知らなかった愛情って
こういうものなんだと
思えたから
窓の外 急な降りの
音染み入るみたい
息継がず
言葉少ないあなたに
預けたいと思ったもの
そうね一緒にいるのなら
なんだっていいと思えたもの