おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

逆光の女神

貴女に於いては

もう居てくれるだけでいい

優しさが服を着ているような

光り輝いて見える

 

駆けた草原で

見つけた光を

逃さないように

僕の目は

 

貴女を追うようにできた

 

二重の感情が

似合わない衝動が

湧いた

 

もう貴女に

触れることさえ叶わなくても

思いつづけることができる

永遠の人

 

溺れた海で

夕日の色よりも

よすがになった

僕の足は

 

いつでも貴女へ向かうのだ