おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

年にいちどの花火の日

今日は

川沿いの花火に呼ばれて

あの人も帰って来るでしょう

 

時期じゃないとか

しるべないとか

細かいことはいいのよ

そんな気にも留めない人だったでしょ

 

人混みを嫌うのに

連れ立って歩きたい

嫌よ厭よが

本当に嫌な時もある

 

掴めない

天邪鬼ね

素直でもあって

 

今日は

毎年の花火につられて

日付も覚えているんでしょう

 

私が好きといったものは

忘れないでいてくれたからね

 

人混みも気にしないでいいのよ

そんな身じゃないでしょ

静かすぎて嫌になるけれど

隣で花火を見ていましょう