おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夏の原

何万の人が

焼かれたことを覚えている?

知らないのなら

本を読みなさいな

できることなら伝え聞いて

 

爛れた肌に

目を背けない力を

身につけなさいな

知らぬことを知り

避けることを避けるため

 

あついあつーい夏には

水を汲み

当たり前に口に含みながら

思い出しなさいな

むつかしいことから逃げぬよう

 

あなたが辿るかもしれない道が

私がやりそびれた行いが

歴史には並んでいるのです