おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

消える理由があると、すれば

誰に命じられたでもなく

この身を隠したくなった

生まれたその時から

自分が恥ずかしかった

 

街にいて

果たして本当にいるのか

分からなくなるのは

自分の不確かに

付き合いすぎた所為だ

 

流行りの

承認云々よりもまず

生きていていいと

追い出されはしないと

許可をくれるだけでいいのに

 

叶わない

この感覚を持った人にしか

伝わらない欲望と

この感覚を持っていては

生きるに儘ならないのだから

 

誰に責められているわけでもないのに

この身を隠したくなった