おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

ゆるされない祭り

ひっそりとおこなうことは

あたりまえ

その香さえのこすな

 

秋がゆくゆく

もうずんずんと

奴はくる

きんと冷えた空気に

誰もあらがえないのさ

 

宵も宵

いよいよ逃げ場のない鎖

 

社の奥にはきっといる

だーれも知らないだけだもの

澄んだいのちがきっといる

 

音を立てちゃいけないよ

ひっそりとひっそりと

その節さえのこすな