方舟は心地が悪かった
でかい声では言えないが
例えば救われたと思った者も
ババ引き気取る者もある
どこに転がる
最大多数の最大幸福
我がが漏れるのは
何の気なしに知っていて
文をぱらりと捲れば
答えは書いていないだろうか
今さら時節の挨拶と
その時々の天候を思う
方舟は本当にあったのか
そんな馬鹿げた疑問を持たぬよう
居心地悪く居させたのだろう
特に捻くれた者などに
思えば今も舟に乗れば
それを待たずに日暮らすだけでも
心地の悪いことばかりだ
嫌でも現実知ることに
あぁ捻くれているだけでも
生きづらいのに
知らしめられて
何だってこんな
そういえば
方舟は心地が悪かった
幻と腐そうにも無理だった