おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

流しに乗せられれば

なるたけ生れ落ちたままの姿で

ずぼらの言い訳に

化粧もせず飾り立てず

暮らしてゆきたいのだけど

 

アナログ人間を自称して

こころのうち

それと話をしたいから

現代社会にもついていけないな

 

かといって暮らしが立ち行かなくなるのは

いよいよ精神論ではなくて

生きていけなくなるからね

大好きな思考すらできなくなるからね

 

嫌いなコンピューターの空間にも

身を投じ

小銭を稼ぎ

騙し騙しに成り立たせてゆく

 

しかし本来

人生はもっと自然であったはずで

田舎暮らしの意味ではなく

 

格好がつかないことを

ああでもないこうでもないと

思考していたいのさ

 

いつまでできるかな

病と隣り合わせ

家庭は壊れて

魂の呼び戻し

 

連なる灯籠に思い馳せる日は

連れてかれないようにしなくっちゃ