おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

暮らしのうた

なるたけなるたけ

地から離れぬように暮らそう

歩く速さよりも忙しないものは

関わらぬようにしよう

 

所詮 人ひとりの身など

できることも無かろう

 

今日から明日も

日に晒した布団で眠ろう

本来それだけで

回復するはずの事

 

なにをむつかしく考えていたんだ

 

時代にそぐわぬをひけらかすより

唯々我のままでいられる術を

力を入れてから抜く

その手順を覚えてゆこう

 

蒸す日は風を通し

汗落ちるは西瓜を齧り

宥めてゆこう

身も気も