おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

宵詩歌

宵も亥を過ぎると

身体が云うことを聞かん

痺れまでも感覚薄れてきて

愈愈

 

行くか行かぬか

決めるのは此方ではないと

思い知らされる

 

嗚呼

手紙は読み捨て

恥もかき捨て

何が残ろう

 

巻き晒しの布が

解ける頃に会いましょ

まだ互いに無事でおられたら