24の時
人生が壊れても
死ぬわけにはいかなかったから
引き延ばしてきたんだよ
それとも
疑ってよかった?
前提から
誰かが許してくれれば
スッと逝くようにできている
歯止めは何でもいいから
生き延びてきたんだよ
心はもう跡形もなくて
あとは魂を僅か繋いで
ふわふわと
残酷に生きてきたんだよ
ねえ今
疑ってもいいかな
前提から
蒸せば夜
季節違えど思い起こすでしょ
10年経てばまた
希望も絶望に
その逆は都合よくは無くて
ただに消えたいと
もう逝きたいと
とっくに壊れた心が言っているのだから
そんな後ろ向きはいけないねって
縁側ほほえんだ人がいたね
かなしく