おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

おとこと

おとのは

欠けて

季節 さらば

 

泣いたふりの子

責めないでね

 

纏まらない髪

また風打ちの

うねる真昼に

酔って寝よ

 

ことのは

混ぜて

いのち つくる

 

おいてけぼりの子

優しくしてね

 

歌い舞台の

光まぶしく

縮まる喉に

竦んで帰ろ

 

おとのは

ことのは

どこにいたって

 

なじまない

なじまない

いのちを生きる

 

並んで けんけんぱ

思い出ひとつ

できたね

すぐに忘れちゃっても

 

歌うたいの子

見守ってね