おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

五月雨

潤んだまま

生きていてもいいんだよ

 

ねぇもしかしたら

自分で決めた

思いこんだ何かに

そのまま縛られていない?

 

雨は久しぶりの注ぎ

季の巡りに従順

あぁ愛おしこと

 

時に逆さ巡り

人の知らぬだけで

 

潤んだまま

決めこんだものを捨てたり

卑しくも従ったり

間違いではないんだよ

 

五月雨

巡りの中のひとつと

歌い捨てずに立ち止まり

考える考える

 

今この時節に注ぎ

教えるものを考える