おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

深夜主義

物語は
朝に始まり夜に終わる
その狭間を縫うように
真昼があり暮れ時がある

迷うな迷うな迷い込むな
美しいゴールで待ってるよ

ねぇそこにも入れてもらえなかった
深夜主義の子が1人

改札弾かれた勢いそのまま
しゃがみ込んで
不貞腐れて
明日待ちの歌を恨むよ

物語は
時を順繰りに辿って
しかしまるで真夜は亡き者のように

堪え性試されたかな
迷い込みな
どうせ無い時空で待ってるよ

ねぇどこにも入れてもらえなかった
深夜主義の娘が1人

仲間はずれの気分だけで
世の悲観までできるという

想像で落ちこめる力があるなら
それで賑わうほうへ
足を向けられないものかなって
やっぱり明るく歌われちゃ

恨むよ
いやでも

ねぇそれでも命にしたがった
深夜主義の子が1人

信号変わって足止めされて
そんなこともあるのに
不貞腐れて
明日待ちの歌をひどく恨むよ