おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

恥さらしのいのち

多元宇宙に興味を持ったのは

周りへの違和感からだった

生きている次元が違うような感覚

それは自分へのものだった

 

幸せな人のいる空間が苦しい

貴女の悲しみさえ眩しい

 

いちゃもんつけるだけの

狂い人に見えるだろう?

もういいや

それでいいや

 

線引きも病名も

ナカマハズレの星にいて

 

狂っていた頃の振る舞いを

すべて掻き消してほしい

それが出来ないのなら

もう消えてしまいたい

 

音もなくね

 

あぁ僅か

いい記憶だけ連れてゆきたいな

 

一生のうちで

一緒に歌えた時間が僅かでもあったことを

幸福としたいと思う