多元宇宙に興味を持ったのは
周りへの違和感からだった
生きている次元が違うような感覚
それは自分へのものだった
幸せな人のいる空間が苦しい
貴女の悲しみさえ眩しい
いちゃもんつけるだけの
狂い人に見えるだろう?
もういいや
それでいいや
線引きも病名も
ナカマハズレの星にいて
狂っていた頃の振る舞いを
すべて掻き消してほしい
それが出来ないのなら
もう消えてしまいたい
音もなくね
あぁ僅か
いい記憶だけ連れてゆきたいな
一生のうちで
一緒に歌えた時間が僅かでもあったことを
幸福としたいと思う