彼は望んだと思う?
そもそも論になるけれど
2つに枝葉に分かれることを
懲りもせず争うことを
暗誦の正しいとすることを
1000年2000年を平気で超えられたら
聞いてみたいものだわ
彼は存在したと思う?
もう確かめようもないけれど
讃美に満ちて声達が
届くというのは傲慢では?
恐ろしくて立っていられなかった
賭する覚悟をと
平気で言う人の気が知れなかった
否が応でも祝いの刻は近づき
浮かれた街に嫌気が差す
それで済めばいいけれど
考え始めたら止まらない
終わらない
償いの日まで