可哀相な自分を癒すのは
幾らでも結構
ただそれだけでは物足りないと
虚しいと気づいた時
人生が終わっていないといいね
幸せに浮いていようが
残酷に喘いでいようが
年を取るのも消えていくのも
同じこと
すっと青空が見えるバツの悪さ
ずっと雨続きの心地よさ
みんなで少しずつ分け合う不幸
すごく好きな考えなのだけど
実際そんなうまいこと運ばないよ世間は
悔しさとかあってももう
僕は可哀相に浸らないことに決めた
格好良い決意じゃなくて
もう無理くり押し込められたような
追い出されたような気分だけれど
それでも僕は
可哀相に浸らないことに決めた