上手く嘘がつけますように
誰にも迷惑かけてないでしょ
飛行機雲
追わなきゃいけない
義理もないし
只背を向けた
喚く気にもならぬ困難が
降れば降るほど捻てゆく
異端であるなら
それがどういう様かを
きちんと分解して考えなければ
自分のことも手に負えなくなる
真夏、空は高く熱く
これ以上ない眩ましを
するから
未練があるならば
やり直したいよ
そうはいかないから
只の向日葵
見上げて終わる
一生もありだとか
真夏、遠く背景は
青も雲も一色
騙くらかすから