おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

うつろうつろの中

月のめぐりに背きながら

年がら年中うつつにいます

日がな一日眠りそうな

うとうとと

うとうとと

 

春はなおのこと

いざなわれる

彼方側が魅力的です

そもそもがたゆとう者

抗いたくもないのです

 

他の誰かが正確に

如何様にあるのかは

知れず仕舞い地の上

 

ただ弱きに耐えるなど

およそ使命とは思えません

それならば無理くりに

意味を見出そうとすれば

 

うつろうつろの中にいる時だけ

浮かぶ視線

感じる熱

それが其の侭メッセージ