おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

耐えぬ耐えられぬ道程

悲しいニュースが流れるたびに

ほんに悪辣な気を起こす

あぁこれくらい苦しんだなら

他人にわかってもらえたろうか

 

これこれこういうわけですと

説明のつくことでなし

あぁ人生の一節だと

笑って通り過ぎるでなし

 

狭い箱の中では

物いえぬ苦しみが湧くのです

貴方はどうぜ知らぬふり

半端な善悪に苛まれて

 

贅沢病だと言われても

病に変わりはないじゃなし

一世過ごしてゆくにはちょっと

長いものじゃあないですか

 

奇麗に仕舞える箱も無し

見つける手足は動いても

わかってくれる者は無し

朽ちるまでの悪足掻き

 

そっと続いてゆくことを

愚痴に溢していいですか