おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

秋の野に出でて少し上って

色づけて回る風

お陰様で今年も鮮やか赤黄の葉

週末はあの子を誘って

少し山肌お邪魔して

 

冷えたかと思えば日向

ぽかぽかと思えば北風

 

当方、女心を持ち合わせてはおりますが

まるで敵わぬ秋の空

 

ゆらゆらとめぐる風

散りゆくときも手を振る形して

よかったわ あの子も笑って

ずんずん進む上りみち

 

いがみ合うもの諫める日

気鬱にも姿見せる実

 

数十年、生きてはおりますが

なんと大きなめぐりの中