おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

日常を重ねたから

庭に気持ちを置いてきた

髪を切ったこと黙ってた

安く上がっていいじゃない

暮れに光もいらないし

 

手紙を書くだけ書いて

ユニフォーム捨てたふりして

冷たいお茶にしましょ

洗濯途中で泣いてた

 

振り返ることができるのは

今年を生きてきたからよ

綺麗事を並べてくれる

ありがとう

優しいのね

 

上手に話せているかしら

心は隠せているかしら

前向きを馬鹿にするわりに

5時の鐘には泣いている

 

意地汚くも生きてるわ

それを卑しいと思っても

止まないようにできていて

缶コーヒーでも頂こうかしら

ありがとう

優しいから