おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

歌うたいに添う人

もう誰にも見向きもされなくなってから

思うこともあるでしょう?

偉そうに説教垂れる気はないけど

そういうものでしょう

 

道端

斜に構えたギターケース

小銭投げ入れた跡がわずか

 

まんまるお月の嘆かわし

そこでじっとり歌ってな

私は隅で聞いてるよ

 

道端

かっこつけもつけもしないのね

日銭得ることに飽きたって

 

いつしか月は雲隠れ

そこでいつまでも歌ってな

怒るかもしれないけど

 

その声が

好きだって言ってもいい?

見向きもされなくなったって

私は隅で聞いてるよ