おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

めぐりかぜ

強すぎる日にあてられて

泣いた振りも乾く

暦のない部屋でも

気づくように送ってくる

 

風、風、

また嵐に途端の凪

意地悪なくらいの営みを

 

愛すならいっそ全て

投げ捨てるならやさしく

恋いすぎた罰あたりかしら

また巡ってくる

 

風、風、

色を忘れたふるさと

締めつけようったって無駄よ

 

風、風、

また嵐に途端の風

意地悪なくらいの営みを