おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

思い出よ遠ざかれ

意地悪なひと言に泣いちゃった日の

夕日の色ったらないね

電車やりすごすくらい

引きこまれて

突き放されたんだ

 

意気地なしは

うたうたい

幼いころに縋る節

強い人にはわからない心地

 

消えてく消えてく

どうせなら

いいトコ取りもできないなら

柔き思い出よ遠ざかれ

 

あの人もあとで後悔したりするの?

傷はつけたほうに残ったり

電車きしむ間の泣いて

ふらついたあと

立ち直ったんだ

 

意気地なしは

うたうたい

見えぬ未来に縋る節

傷持って初めてたどる心地

 

戸惑う戸惑う

どうせまた

いいトコだけ連れてけないなら

淡き思い出よ遠ざかれ

 

切に、

思い出よ遠ざかれ