おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

あなたに散りたい

どうせ朽ちると言いながら

長いものよね

暮らしというのは

雑念と雑務と

少しの高揚

 

どうせ朽ちる身だから

蔑ろにしてもいいけれど

あなたを一目見てしまったら

どうしても欲がちらつくわ

 

どうせ朽ちる身だからこそ

贅沢をひとつ言わせて

 

あなたに

あなたに散りたい