おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

寒入り後の

寒の入り

鳥さすらい

外れくじを掲げたところで

誰も知らぬ間に朽ちる

いのちが生きているだけだ

 

ああ息が白く

西生まれには

堪える季節がまた深まり

 

ああ身勝手にも

思い馳せる

あなたの生まれ月など

 

寒の入り

過ぎてもやわく

あろうとする

黄金の空

 

幻であろうと

そこにあろうと

私の支えにはなる