おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

弱りの人

闇待ち

君は可憐に舞い

すぐに弱る身体抑えた

 

織々の形見

彼の人が触れたことが

あるというだけで宝

 

争いを好まぬのは

美しくても

現実にそぐわぬ

 

本当は

両極に引かれながら

保つことが求められる

 

その点に於いて

得意とするところではないのか

ふと思う

 

弱いあなたが

持っているものは

強靭な肉体よりも貴重であると