おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

月の下

月は僕より年上やから

言うこと聞いといたほうがええわな

皆が綺麗やと崇めるから

そんな気分になるんや

 

もうほっといたらええのに

切り離せんようになっとる

性が嫌いや

 

月は僕より上にいるから

見上げる形になるんはしゃーない

それで卑屈にならんように

こっちが気いつけるしかないな

 

もう考えんかったらええのに

明りにも暗がりにもなって

嫌味みたいや

 

そうやって考え込んでまた

月の下にその日暮らしや