おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

散るまで情歌

気紛れしょうか

もう動かない

血塗れの夢

呪い子の情が

 

移り

移り気

街は忘れて

一生此処で暮らすは難い

 

散るまでの情歌

通り桜は

一気に逝った

見送りたかった

 

ゆらり

立ち眩み

のつもりが疾に

消えているかもしれないだろうが

 

気紛れ神さん

簡単には

呼び口にしないと決めていたのが

 

不意に浮かんだ

愈々そうか

そちらが近くなってる証拠か

 

呪い子の打算

情に勝てよか

何方にしても

産みあぐねのことば