おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

彼女の声

彼女の歌声は

胸に痛かった

僕の妬ましさを

浄化するか

鐘鳴くような

 

きらきらと

すればそのほど

此方の毒を強めるだけさ

 

自分では

病み上がり

宵待ちと

やな顔するけど

此方にすれば

 

羨ましくてならないさ

彼女のコンプレックスさえ

飲んでしまいそうな

声だった