おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

君紡ぐ物語

求められることに慣れず

目を伏せた渚

追い立てるような波音、風に

今日ばかりはうらみ言も

 

誰彼なく話す人じゃないから

心正直にいてくれるの分かるよ

君紡ぐ物語の隅にでも

ひっそり居られたらいいと思ってた

 

けど、もう

わだかまり

向き合うしかない時が来たのかな

 

慣れた帰り道だからこそ

うやむやにはできそうもない心

 

今手を取れば

少なくともきっと

目を見て話せば

僕たちに許されているだけ近づけば

 

カミサマ

見てても

いいかな

 

君紡ぐ物語の中に

ちゃんと入っていってもいいのかな

明日には分からぬ波のそばで