2022-12-06 真夜の果 音楽 歌詞 ふうか 夜中の葡萄は身に堪える 恐怖も覚える 学生の時分に読んだ物語は そのまま思考となるもので 毎週末足繫く 峠越え 祈っていた あの人はあっけなく逝った どうせ不確かな世にあって 祈る阿呆と 祈らぬ阿呆 どちらが寂しいかでとる どちらが無様かでとる どっちつかずが いちばん狼狽えている そうして やはり手を伸ばすことになる果実 渇きは消えぬのだと そうだ 物語に書いてあった