おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

たれいなくとも

誰居なくとも革命は起こる

忘れそうになる

秋深きに

雨は積んだ

 

武器を持たぬ

清い君は

塵屑のように

消えて

雨が淀んだ

 

悔し紛れの

世はこんなもの、が

また虚しく響く

 

秋深きに

雨は積んだ

嫌よ厭世も汲み取り乍ら

 

革命は起こる

たれいなくとも