しずかに手を合わせたから
もう許して
ここにはいつまでもおれない
車通りも多い
花の挿し方
バケツ持ち込んで
蛇口回して水を汲む
もうね うろ覚えの
彼是を寄せ集めて
偲ぶ振りも
必要ないでしょう
言ってしまえば
元も子もないことを
言わせてもらえば
時代の狭間に生れた気がしてる
やっと自由が謳われはじめても
無理くりに作られた家に
思い入れも何も無いのよ
そしてあなたが
しょんなかったことだと言うのなら
また辿れば荒れた時代だったと
その言い訳が利くのなら
戦争はまだ終わっていないの
かもね